

代表 TAKUMI
今回はサラリーマンの皆さんもすごく興味がある「年収の上げ方」について、会社で何をすれば年収を上げられるかを解説します。
年収を上げる方法は2つある
年収を上げる方法というのは実はすごくシンプルで、その方法は2つです。世の中の給料は大きく「固定給」と「インセンティブ給」に分かれますが、年収を上げるには固定給を上げるか、インセンティブ給を上げるかになります。
インセンティブ給は、インセンティブ制度のある会社で成績を上げれば当然に年収も上がることになります。これは誰にでもイメージできますよね。
皆さんが聞きたいと思っているのは固定給をどうやったら上げることができるかということだと思うので、ここからは「固定給を上げる方法」を少しずつ紐解いていきます。
そもそも固定給にどんな意味があるかわかりますか。これは経営者や社長からすると、「この金額の固定給をあげるからちゃんとあなたの役割を果たしてくださいね」という意味なんですね。
実際に会社で働くときは、雇用契約書を結ぶことになります。そのときに、「あなたは〇〇をしてください」というあなた自身の役割が決められていて、この役割を果たすことへの対価が「固定給」になります。
敷かれたレールを走っているだけでは年収は上がらない
会社ではもともと果たすべき役割が決められていて、この役割を超えることができなければ当然に固定給を上げることはできないです。これは、みんなが好きな言葉で言うと、「敷かれたレールを走っているだけでは駄目」ということなんですね。
でも居酒屋とかに行ってみると、よくサラリーマンが「給料が低い」とか「給料を上げてくれない」などと愚痴っています。そこでよーく話を聞いてみると、「俺は頑張ってる」などと言っていて、いつも同じような仕事しかしていない感じなんですね。
でも経営者や社長からすると、「あなたの役割に応じた給料をあげてるんだから頑張ってよ」という感じです。

プラスアルファの何かをやらないと年収は上がらない
ただ、サラリーマンも頑張り方によっては固定給を上げることができます。そのためには、敷かれたレールの上を走るだけではなくて、プラスアルファの何かをやらなくてはなりません。
これは、経営者や社長の視点では、「プラスアルファの何かをやってもらわないと上げる気にならない」ということになります。
与えられた仕事をやっているうちは、どんなに「給料を上げてほしい」と言っても上がることはないです。自分に与えられた役割以外に、自分がどういう価値を発揮できるかということを模索してください。
例えば、営業職として会社に入った場合は、最初は営業のプレイヤーとして仕事をしていきますが、その後に後輩社員の教育係になったとします。
これはもともとの契約に入っていなかった仕事で、契約にはない新しい価値を発揮できているので固定給が上がることになります。役職が付いて年収が上がるというのも、新しい価値を発揮するからです。
社長室に企画書や提案書を持っていったことはあるか
固定給を上げるためにはプラスアルファの価値を発揮しないと駄目と言いましたが、実際に固定給が上がったとしても月に5,000円とかですよね。鰻を食べたらそれだけでなくなっちゃいます(笑)
これはなぜだと思いますか。
給料は会社にとっては人件費になりますが、人件費は会社の中で最も大きな投資であり、リスクでもあるんですね。それを気前よくどんどんどんどん上げていってしまったら会社なんか簡単に潰れてしまいます。
だから、年収を上げたいのであればより多くの利益を会社に残せるようなチャレンジをしていかなければなりません。ここで、いつも会社に文句言っている人に聞きたいんですが、社長室をノックして企画書や提案書を持っていったことはありますか?
「うちの会社は効率悪い」とか、「なんでこんなアナログなことやっているのか」などと愚痴っているのであれば、会社により多くの利益を残せるような企画を考えて社長に提案しましょう。

「どうせ」と言っている人は次の会社でも「どうせ」うまくいきません
社長に提案をしない人は、「うちの社長に言ったってどうせ聞いてくれない」とか、「俺なんかが言ってもどうせ意味がない」などと思っています。「どうせ」って言っている人は、次の会社でも「どうせ」うまくいきません。
実は、社長というのは社員が意見を言ってくれることを求めています。社長自身も誰も何も言ってくれないと自分ひとりの頭で考えなきゃいけなくなるし、みんなが一緒に経営について考えてくれたほうが嬉しいんですね。
ただ、もしあなたが社長に提案したときに、「何を偉そうに」と感じるような社長であればその会社はすぐに辞めてしまいましょう。そんな会社にいてもよいことはないです。そして、もし自分の提案が採用されたのであれば、そのプロジェクトに一生懸命に尽力してしっかりと成果を上げましょう。
ここで成果を上げることができれば当然に年収が上がっていくことになります。年収の上げ方があるとすればこれしかないです。逆に、自分の仕事以外のことをやりたくないのであれば、年収に対して文句言ってはいけません。
「どうせ野郎」から「リノベ野郎」になろう
僕たちはYouTubeを八丁堀の雑居ビルで撮影していますが、単なる雑居ビルだったら当然に利用しません。でも、このビルはかなり古いビルですがYouTubeが撮影できるようにキレイに壁がリノベーションされていて、僕たちはそこに価値を感じて、その価値相応の費用を払っています。
これは人間も同じで、年齢なんか関係なくて自分をリノベーションして価値を上げていかなければなりません。自分自身の価値を上げることで初めてその価値に見合った年収がもらえるようになります。
「どうせ野郎」から「リノベ野郎」になりましょう!

代表 TAKUMI